自分はユタ?それとも才三?(ニングル中日)
2024-02-11


今日はオペラ公演「ニングル」の2日目でした。このオペラには才三とユタという2人の青年が出てきます。自分の信じる理想だけを純粋に追及する才三と、周りとの関係や調和を重んじるあまり自分を押し殺してしまうユタ。

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自分はどちらのタイプか、過去を振り返ってみました。たぶん現在は才三2割でユタ8割ぐらいかもしれません。しかしよく考えてみると、若い時の私は才三だったと思います。理想に向かって自分の信念を貫く。相手が全日本ろうあ連盟だろうが全国手話通訳問題研究会だろうがおかしいものはおかしい、違うものは違うといつも「もの申す」、私は手話の世界の風雲児、アウトローでした。だから敵も多かったし、ずいぶんと損もした気がします(けしてその生き方には後悔はありませんが)。
それが現在ではすっかり温和で、協調性があり、ものわかりのよい大人になってしまったような(笑)。人の生き方に正解はないのですが、やっぱりおかしいと思うこととは戦っていく姿勢はいつまでも忘れてはいけないな、そんなことを思いながらこの作品を観ていました。
中日組の皆さん今日はお疲れさまでした。感動的な素晴らしい舞台をありがとうございました〓
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