今日は先週に引き続き母の診察日で、病院まで付き添いました。施設で新しく入ったスタッフの方にあいさつをされたのでその人の事を母に尋ねると、「あの人はね。全珠連(ゼンシュレン)の人なのよ」と言います。実は、全国のソロバン塾は全国珠算教育連盟、通称「全珠連」と東京珠算教育連盟、通称「東珠連(トウシュレン)」という2つの団体のどちらかに属しています。母の頭の中では、施設で働いているスタッフの人たちもいつの間にか「全珠連」の人と「東珠連」の人に分かれているみたいですね。
病院に到着。さて、皆さんご存じのように、病院では本人確認のために、受付から検査、診察、会計までいろいろなところでフルネームと生年月日を言わされ本人確認を行います。母の代わりに私が答えれば簡単なのですが、母の認知症を進行させないためにも、私は必ず母に答えてもらうようにしています。しかし、母は質問に答えるたびにマスクを下にさげて答えます。その度に横から私が「お母さん、今はマスクを外さないよ」と制止するのですが、次の場面では必ずまたマスクを下げて答えようとするので、再度同じ注意を繰り返します。まぁ、すぐに忘れてしまうのは仕方がないことなのですが、今日は何回、このことばを繰り返したことでしょうか。
今日の検査の結果、肺、肝臓、腎臓ともに異常はなし。炎症を示す値も先週の10から、今日は0.77まで下がりました。肺炎も治り、右わき腹の痛みもじきに治まっていくことでしょうと医師に言われ、ホッとしているところです。
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