金・熱い・蹴る
2019-06-17


今日は手話サークル。
3人のろう者の手話表現(DVD)から学ぶという内容でした。お話をしてくれた河村さん、大塚さん、内田さんは、それぞれ30年以上の付き合いがある方です。読み取りは難しくないと思っていたら読み取れない部分もありました。
クリスマス会デハ、劇ヲヨクヤリマシタ。
「コブ取リ爺サン」
「笠ジゾウ」
「金・熱イ・蹴ル」???
最初「金」と見た時は流れから「金太郎!」だと思ったのですが、それにしては熱いが繋がりませんね。
DVDを見終わった後、私のグループの別の人が、「金色・熱海・女の人を蹴る」=「金色夜叉(こんじきやしゃ)」ではないか?と言います。なるほど!それにしても素晴らしい読み取り力&発想力ですね!

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とても楽しい勉強だったのですが、ひとつ思ったのは答え合わせだけ終わってしまったので、何となくモヤモヤ感が残りました。
例えば別のところで、
「毎日兄ニ日記ノ文章ヲ直シテモライマシタ」
という話を「直す」と「交代」の手話が同じなので「兄タチガ交代デ・・・」と読み取った人がいました。答え合わせの後も何となく腑に落ちない、納得できないという表情だったのですが、再度見ればその方も確認することができたはずです。私自身も「金色夜叉」がわかった後も、それをもう一度確認したかったなと思いました。

ただ、司会者は最初に「DVDは一回しか流しませんよ。一発勝負で集中してください」と話していました。今日の学習はそういう意図があってのことだったのでしょう。担当の皆さん、今日はお疲れさまでした、そしてありがとうございました。

本文とは関係ありませんが写真は今日のランチ。白身魚のグリルにレモンをかけていただきました。サッパリと美味しかったです。
[手話]

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