ミュージカル「CHICAGO」
2017-08-11


家族でミュージカルを観てきました。
CHICAGO、浮気相手を殺してしまった女性が、悪徳だけど腕の良い弁護士に自分の弁護を頼み無罪を勝ち取るというストーリーで、とにかく歌もダンスも楽しいお芝居です。私は、2010年に米倉涼子さんが日本語版で主演した時にも観ているのですが、今回はブロードウェイ版ですので、さらに素晴らしい舞台でした。

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以下ネタバレがありますのでお気を付けてください。
印象に残った曲は、
「Cell Block Tango」
6人の女性服役者の歌とセクシーなダンス。最後のリップシッツの話の中で、彼氏のお相手の名前をあげるシーンがありますが、そこには女性だけではなく、男性の名前も入っていました。
「When You're Good to Mama」
女監守ママ・モートンは最高でした。
「We Both Reached for The Gun」
弁護士のビリーがロキシーをまるで腹話術の人形のように扱い、やがては新聞記者たちまでビリーに操られていく様子が見事に描かれています。

新聞記者のメアリーサンシャインはふくよかな女性ですが、プログラムを見ると彼女だけ名前がC ・ニューカマーとイニシャルになっています。その理由は第2幕でカツラとドレスを脱ぎ捨て、実は男性だったことを明らかにした時にわかります。舞台の中で陪審員を騙して無罪を勝ち取るなんてチョロいもんだとビリーは思っていますが、まるで観客に「ほら、あんたたちだってメアリーにすっかり騙されただろ?」と言っているような気がしました(笑)。

当日は3階席に立ち見のお客さんもいました。立ち見でも7000円するそうです!でも考えてみたらブロードウェイ(NY)まで観に行けば20〜30万円はかかるでしょうから、その金額でもむしろ安いのかもしれませんね。
[音楽]

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