週末に両国国技館へ行ってきました。
いつもは平日に行くことが多いので、場内はガラガラですが、さすがに土日ともなると客は多いですね。久しぶりに満員御礼の幕を見ました。
横綱白鵬はもちろんですが、綱を目指す稀勢の里、エジプト人の大砂嵐、まだまげが結えない遠藤などが場内から大きな声援を受けていましたよ。
ところで先日私の友人からこんな話しを聞きました。
北海道から上京してきた昭和51年。蔵前国技館へ初めて相撲を見に行った。当時は一番安い席が300円だったと思う。その時、まだ下の方に千代の富士がいた。
ひとりの客が千代の富士の取り組みの直前に席に着いた。そして「千代の富士!」と声をかけ、その取り組みが終わるとそのまま帰っていった。さすが、江戸っ子というのはこうやって相撲を見るのか、粋だなぁ!と思った。
私の友人はその時の横綱が誰だったかは覚えていないけれど、そのことだけは今でもはっきり覚えていると話してくれました。
なるほど、さっと来てさっと帰る、いつまでもダラダラと長居しない、確かにそれって江戸っ子らしい振る舞いですよね。
私もそんな粋な江戸っ子になりたいと思っています(笑)。
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