点字ブロックのお葬式
2011-04-12


今日は千葉県、浦安市に行ってきました。耳の聞こえない人たちといっしょに毎月手話指導についての研修会を開いているのですが、先月は液状化の影響でお休みでした。

震災から1ヵ月が過ぎているのに、道路はまだまだあちこちで通行止めだったり、補修工事をしています。私たちは無意識のうちに道路は平らなものと決めつけているようです。微妙に斜めになっていたり、表面が波を打っているととても歩きにくく、体が左右に蛇行してしまいます。

驚いたのは、真ん中にある点字ブロックの両側で道路の高さが違っていて、その低い側に水がたまっているところがありました。自転車に乗っている人はその溝で転倒しそうになりとても危ない状態です。
その他の場所でも、崩れた点字ブロックの上に、注意を促すためのコーンが置かれていたり、壊れた点字ブロックが道路の脇に山積みにされています。まるで点字ブロックのお墓のようでした。仕方がないことですが、今、浦安市では目の不自由な人がひとりで歩くのは危険すぎて無理ではないでしょうか?


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今日もまた大きな余震がありましたね。市内では、まだあちこちで上下水道が止まったり、ガスが止ったままの状態だとのこと。一日も早く復旧することを願っています。

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