夫婦で講演をしました。
2009-09-12


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今日は、相模原に行き、夫婦でお話をさせていただきました。ろう者、難聴者、中途失聴者、手話や要約筆記を学んでいる健聴者の皆さんなど88名の方が来て下さいました。
最初に私が「ゆっくりでもいいから手話を長く続けて欲しい」という話をさせていただきました。続いて妻が「難聴者として自分の生い立ちや、子育ての話」などを話しました。子育ての話には会場の皆さんが涙ぐみ、OHC(手話のわからない人のために話の内容を文字に書くもの)担当の方まで泣くのをこらえながら文字を書いていました。こうやって改めて妻の話を聞くというのも良いもので、自分の知らなかった話や思いがたくさんありました。(夫婦でコミュニケーションはないのか?と突っ込まれそうですが)

講演終了後、主催の「土の会」の皆さんといっしょに昼食をいただきながら懇談をしました。メンバーひとりひとりが講演の感想や質問、まだ自分の体験などを話して下さいました。難聴者中心の会なので2〜3人おきにお手伝いの方が座り、ある人は手話で、ある人は要約筆記で話の内容を伝えていました。みんながそれぞれのやり方で、しかもバラバラではなく一体感を持って活動している様子がよくわかりました。
「私たちは土曜日、要約筆記者の会は木曜日が活動日なんです。だから年に2回の日帰り旅行会は、木曜日と土曜日で交互に開催しているんですよ」会長さんのお話が印象的でした。土の会の皆さん、今日は本当にありがとうございました。

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